「柿食えば~」の俳句の英語朗読の思い出
最近は秋を表す日本風のポップアップ・グリーティングカードを色々見かけます。先日柿の木のグリーティングカードを見つけ、留学時代の恩師に送りました。これには理由があるのです。今はどうかわかりませんが、35年ほど前の今頃はカリフォルニアの片田舎?のスーパーマーケットには日本の柿など並べられていなかったので、私が朗読の時間に「柿食えば 鐘がなるなり 法隆寺」を英訳したものを朗読した際、恩師のメッシンジャー博士が「和子、柿って甘いの?酸っぱいの?硬いの?どんな食感?」など色々尋ねられました。柿の写真はお見せしたものの、食べ物の味を説明することが難しかったのを思い出したました。写真のようなグリーティングカードで柿の味がわかるわけではないのですが、なぜか急にその時代と授業が懐かしくなり思い出話しをカードに添えて投函しました。メッシンジャー博士はおぼえていらっしゃるかしら?
その時に朗読した英訳俳句は:
Persimmons as I chew, (persimmonsのアクセントはsiにあります。プ~-・スイ・マンズのように発音したいですね。このカナ表記がわからない方は下の「魔法のカナ」の箇所をクリックしてください。ブログ内で「魔法のカナ」の大きさの違いを明確に示すのがシステム上難しいので、カナの大きさがほぼ同じになっています。)
A temple bell begins to boom,
From Hyoryu-ji (Temple).
メッシンジャー博士が録音を引き受けて下さった本「素晴らしい英語の朗読・音読の世界」はずっと英語音声学演習やオーラルインタープリテーションのクラスの教科書として使っています。
☆☆ 著書のページに表紙の写真が載っていますので、あわせてどうぞご覧ください。下をクリック。↓
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(注意)このイラストは漫画家彩花みん先生の作品です。著作権は彩花先生にありますので、コピーは著作権侵害になりますのでご遠慮ください。