英語絵本の読み聞かせ(8)「バイリンガル読み聞かせ」が与えてくれるもの【2】

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「バイリンガル読み聞かせ」のメリットについて、昨日の続きです。

(4)   英語、またはその他の外国語の絵本に幼い頃から触れることで、子供の中に異質なものに対しても偏見のない、開かれた心で接することができる、国際理解の芽が育ちます。

(5)優れた絵本を与えることで、子供の中に良質なものを見分ける目と感性が育ちます。

(6)良質な絵本と出会うことで、子供の言葉に対する鋭いセンスと芸術性が磨かれます。これは母国語でも外国語でも同じです。

(7)絵本を通して様々な世界にふれることで、子供の遊びがより豊かになります。

(参考までに)

★絵本を見ているとよく①「ハードカバー」、②「ペーパーバック」、③「ボードブック」④「ビッグブック」という言葉に出会うと思います。下に少し説明をしておきます。

①「ハードカバー」はしっかりした硬い表紙に普通は同じ図柄のジャケットがかけてある本で、絵本の多くが「ハードカバー」です。公共図書館などではジャケットを外して、その上から透明のビニールカバーがかけてあるのをよく見かけます。

②人気の絵本などは「ハードカバー」では価格が高いため、「ペーパーバック」になっているものが多くあります。薄い表紙を使い、ジャケットを省略し、「ハードカバー」よりずっと安い価格設定になっています。中身は変わりませんが、紙質も薄い絵本なので、本棚に立てると背表紙の文字が読めないこともあります。

 「ボードブック」は「ハードカバー」よりもずっと厚い紙が使われているため重いので、多くは小型に作られています。赤ちゃんが投げても噛んでもよいくらいに丈夫とも言われています。(赤ちゃんには大事な本を投げたり、噛んだりしないように、しっかり躾けましょう。)

④「ビッグブック」は主に幼稚園、小学校、公共図書館などの「読み聞かせ」の時間に使われる大変大きなサイズの絵本で、大きいものになると一人では持てないくらいで、読む人とページをめくる人の二人がかりで「読み聞かせ」をすることもあります。

翻訳本「どんなにきみがすきだかあててごらん」

出版社:評論社

ISBN-13: 978-4566005822

Guess How Much I Love You

ペーパーバック

出版社: Walker Books Ltd; New

ISBN-13: 978-1406300406