英語絵本の読み聞かせ(6):絵本の選び方【2】

たくさんの絵本

今日は「バイリンガル読み聞かせ」に向く絵本の選び方についての続きです。

★絵本の日本語と英語が正確で、知的で心が高揚し、豊かな意味を持っている絵本。

★まずは言葉の量が少ない絵本から始めるのが鉄則。そして何度も同じ絵本を「読み聞かせ」すること。読む大人には繰り返しは苦痛なことがありますが、幼い子共ほど繰り返しが大好きです。

★絵本の言葉に同じ表現や単語が繰り返し出てくるものがお勧めです。また選ばれている言葉がリズミカルで声に出して読み易い絵本であることも大切です。

★子供が興味を持っているテーマを扱った絵本を探すのも、「本好きな子共」に育てる第一歩です。

★常に子供の好みだけに合わせるのではなく、読み手である大人が目的意識を持って、自分の子供や保育園、幼稚園の子供に「読み聞かせ」たい、是非読ませたいと思う絵本を選ぶことも大切です。色々な世界を見せてあげられるのは大人しかありませんので。

★英語の絵本を選ぶ時、日本語の翻訳本があるものを選ぶのも賢い方法です。また日本で人気のある絵本を英語で訳した本を選んでもよいでしょう。

 日本語と英語での「バイリンガル読み聞かせ」をする場合、英語は英語で1冊通して読み、日本語は日本語で通して読むと楽しさが増します。大人が心配しなくても、子供は絵本を見ながら言葉を聞きながら大量の情報を得ているので、1語ずつ、1文ずつ訳すことをしなくでも大丈夫です。自然に両方の言葉を身に付けていることを、私は自分の子育ての時に気づきました。