「魔法のカナ」について

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 ウェブサイトの上のメニューバーに気づかない方がいらっしゃるので、今日はその一番右にある「魔法のカナ」 について記事を貼り付けてみます。

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 2000年に上梓した「満点ゲットシリーズアラレちゃんの  小学生からはじめるこれだけ英語」(集英社)以来、私は下にあげたように「魔法のカナ」を付けた本を出版してきました。「魔法のカナ」自体が支持され続けていると思うと、嬉しい限りです。

さてそれでは、「魔法のカナ」とは何のことでしょうか?

 皆さんは昔、好きな童話や図鑑を開いたときに、難しい漢字が書いてあるのにもめげずに、その本を読み続けた経験はありませんか?本を投げ出さずに食いついていけたのは、もしかしたら、その漢字の横か上に、ルビ(ふりがな)が付いていたためなのかもしれません。

 外国語である英語も同じことです。英語を声に出して読みたくても、発音があやふやで、なかなか読めない。CDやラジオやテレビの英語を 聞いても、その発音やイントネーションを、なかなか再現できない。そんないらだちが、やがて諦めに変わってしまった経験を持っている人も少なくないのでは ないでしょうか?

 言葉の学習は音から入るべきです。音の伴わない語学の学習などあり得ないのです。発音できない言葉を学ぼうとすることほど、無味乾燥で 空しく、役に立たないことはありません。「カナ」は漢字に付けたルビのような役目を果たします。また、自転車の補助輪のような役目もしているのです。補助 輪があれば、遠くまで走って行けます。転びそうになっても、助けてくれます。また、発音された瞬間に消えてしまい、記憶に残りにくい音も「カナ」で表記さ れていれば、思い出すきっかけにもなります。

「カナ」はわかり易く、発音を表記できる便利なものです。日本人が持っている財産なのです。宝の持ち腐れにならないように、この財産を最 大限に活用すべきなのです。「魔法のカナ」は、私の長年の英語発音指導の経験と英語音声学の理論に基づき考案された、子供から大人までに効果がある発音法 なのです。

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(注意)このページのイラストは漫画家彩花みん先生の作品です。著作権は彩花先生にありますので、コピーは著作権侵害になりますのでご遠慮ください。