雪の日に思う

白い花

 記録的な大雪で土曜日なので、家の近くの道路は人通りが少なく、足跡もついてなくて真っ白です。向かいの家の軒には鋭く長いつららが出来ていて、その隣の家の犬は家にいれてもらいたいのか、泣き続けています。

 ぽかぽかの家の中から外を眺めているぶんには美しい景色ですが、一日4度も雪かきをした夫はお風呂に何回も入り、疲れ果てた様子です。雪国のことを思えば贅沢は言えませんが。

 大雪だと思い出すのが30年ほど前に夫の母が他界した際の葬儀の日も記録的な大雪であったこと。それでも義理堅く弔問に葬儀場にいらして下さった方々の温かな気持ちを思うと、月日がたっても有難く思い出すものです。昨晩は大学、大学院時代にお世話になった恩師の通夜に出かけました。名物教授でいらしたので、教え子も沢山参列していました。勲章ももらわれた先生ですので、これからまた色々手続きがあるそうです。本当にお世話になりました。合掌