おせち料理の由来(5)
今日は仕事始めの方が多いでしょう。ゆっくり「おせち料理」の由来を書いていたら、もう1月6日になってしまいました。
さて「おせち料理」の最終回は【お煮しめに入っている野菜】について学びましょう。「お煮しめ」は、家族が仲良くいっしょに結ばれるという意味があるそうです。
15.蓮根
仏様のいらっしゃる極楽の池にあるといわれ、汚れのない植物とされています。また根に穴があるので見通しが良い、先が見えるという意味もあります。
16.里芋(さといも)
里芋は小芋をたくさんつけることから、子だくさん、子宝に恵まれるようにとの意味が込めて入れています。
17.八頭(やつがしら)
くっついた小芋が八個の頭のように見えるので八頭といわれ、末広がりの八と、人の頭になるという縁起が良いものとされています。
18.くわい
くわいは長い芽があるので「芽が出る」という意味で縁起物と考えられています。
19.大根
大根は大地に根をはるので、家の土台がしっかりして栄えるともいわれています。
20.百合根
百合根は,球根の鱗片が多く重なっていて,その鱗茎の数々が相合う事が和合に通じるとされています。百合根は薬効もあり,吉祥の象徴です。
21.蕗(ふき)
蕗は「富貴」に通じ、豊かな生活が送れますようにという願いが込められています。
22.筍(たけのこ)
筍は勢いよく成長するため、家運の伸長への願いが込められています。
☆さてさて、色々調べていて、「犬用おせち料理」のカタログがあったのにはビックリ致しました。お犬様様。いったいどうなっているのでしょうか?