おせち料理の由来(3)

小肌   伊達巻

7.小肌の粟漬け

小肌(コハダ)はシンコ、コハダ、コノシロと成長すると名を変えていく「出世魚」なので縁起か良く、粟(あわ)は五穀豊稜を願ったものと防腐効果もあるという事から縁起の良い二品を合わせた縁起物です。

8.伊達巻(だてまき)

伊達(粋で目立つこと)という言葉と、巻物に似ていることから、教養や文化が身につくことを願う縁起物という説もあります。
9.海老(えび)
腰曲がり海老は、長い髭(ひげ)をはやし、腰が曲がるまで長生きすることを願って、お正月飾りやおせちに用いられます。お重箱には、小海老を串で止めた鬼がわら焼がよく用いられます。

10.はぜの甘露煮
はぜは成長が早く、すばしこい魚で、餌を見つけると必ずお腹におさめてしまう習性があるので、「すばやく目標を達成させる」ものであると縁起をかついで使われます。

海老