英語教育座談会に参加して
昨日どうにか学会発表を終えました。ほっとしたというか、パワーポイントで準備した130枚ほどのページを急いで見せて、ビデオを流して、話し続けて、情報は盛りだくさんではあるのですが、サービス精神が裏目に出てしまい、内容を欲ばり過ぎた気がして大いに反省しました。会場にはかつての教え子が来てくれたり、感動の多い日でもありました。給料で買ったというリンゴ丸ごと一個をバームクーヘンでくるんだ真ん丸ケーキまでプレゼントしてくれて、いやはや予想外の早めのクリスマスでした。本当にありがとう!
そして今日は、英語教育の世界では有名な上智大学の吉田研作先生と言語学者で小学校での英語教育に大反対の明海大学の大津由紀夫先生の座談会に出かけました。場所は東大や日本医大に近い会場。さすがに満員でした。先生方は勿論ですが、学部や大学院の学生の姿も多く見られて、熱心さに感心しましたが、マイクの性能が悪いのか、声が小さくて聞き取れない部分があり、聞き取ることに神経を使う時間でもありました。
今話題の「小学校英語教育」について学生から大津先生に「なぜ先生はそこまで小学校における英語教育に反対されるのですか?」という素直な疑問を投げかける声もありました。学生ならではの質問に、「あー、若いっていい!」と思った瞬間でした。座談会の内容は今自分の頭で色々反芻していて、まだ文章にできない状態です。先生方、貴重なお話をありがとうございました。