「文字タブー」の時代から
またまた小学校英語の話で恐縮ですが、現在は公立小学校での英語(外国語)活動では文字はタブーと言われています。つまり「文字は見せるな、読ませるな。」ということ。子供たちは携帯を触るのにも、キーボードを触るにも、テレビを観ても、街を歩いても、アルファベットや英単語の文字に囲まれた生活をしているので、文字に抵抗が無いのが現状。それなのに「英語の文字は見せずに隠せ、耳から入れろ」とか、無茶苦茶なことが言われています。
新しい指導要領では、小学生にも英語の文字は導入され、文字を使っての英語指導が始まるようです。ただ、しっかりした文字指導の理論にのっとった導入であるべきで、そのあたりが怖いところ。誰が指導要領を作るのか、誰が教科書を作るのか、気がかりな毎日です。