2020年オリンピックの年に小学英語が教科化?(2)
昨日の続きです。
さて、教科化というと国語や算数のように成績もつきます。近い将来、中学受験の試験科目に英語が追加される可能性も無きにしも非ずです。立場によって「小学校への正式科目としての英語の導入」に関しては賛否両論ありますが、この流れは、もう止めようがないのかもしれません。賛成派(推進派)を集めての議論を経て、政府の「結論ありき」の決定だ、と言う英語教育専門家も多いようです。 反対派というか慎重派は、まず議論のテーブルにもつけないのかもしれませんから、ひょっとすると賛成派だけで話が進んでいるのかもしれません。
「英語ノート」が作成され、小学校には無償でて配布されましたが、余り使われないまま、その理由も検証されない内に、すぐに「Hi,friedns」が登場しました。国費の多額んの無駄遣いであったとの声が何故かあまり聞こえてこないのが不思議です。「英語ノート」は使われないことが多かったのですが、2011年から正式に英語活動が取り入れられてからは、「Hi,friedns」を教科書のように扱う学校が目立ちます。
小学校の先生になるための教員採用試験には今まで英語は入っていませんでしたが、今後はどのようになるのか、これまたわからない状態です。わからないことだらけの小学校英語。前途多難です。(つづく)