2020年オリンピックの年に小学英語が教科化?(1)
先日10月23日の新聞各紙で、あたかも東京オリンピックが開催される2020年度から、小学英語教育が小3からに引き下げられ、5年生からは正式な教科にする方針を文科省が発表したとの報道がなされました。
正式に決定したようなニュアンスの報道から、今後それに向かって動き出し検討を始めるとの報道まで、新聞によって取り上げ方に温度差があり混乱を招いています。現場の小学校では波紋が広がり、きっと大騒ぎでしょう。
公立の小学校における英語教育(導入)に関しては、もう何年も、何十年も、いやそれ以上前から議論が行われていますが、一向に解決の道を見い出せないでいます。
意識の高い親、英語の重要性を認識している親は自分の子供の成長に合わせた英語教育を家庭内で考えているようです。(いつの時代もそうだったように。)そして、このテーマに関する本は読み切れないほど沢山出版されていて、一体何を論じているのか、何が目的なのかが不明確な本も山ほどあるので気を付けなければいけません。(つづく)